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【2021年版】オーディオインターフェイスのおすすめ16選 初心者モデルからプロモデルまで紹介!

DTMや歌ってみた、配信において必要不可欠なおすすめのオーディオインターフェイスを機能音質重視で厳選し、価格別でご紹介致します。

本稿では個人制作を目的としたオーディオインターフェイスをチョイスしており、選び方や、定番最新のオーディオインターフェイスについて解説していきます。

エントリーモデルからハイエンドモデルまでご紹介致します。

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オーディオインターフェイスとは


PCと接続して音の入出力を行う為の機材をオーディオインターフェイスと言います。

高音質で音を扱うためには必須となる機材で、マイクやヘッドホン、スピーカー、その他機器を接続します。
PCにもマイク端子やヘッドホン端子が存在しますが、より専門的に機材を扱えるプラットフォームのようなものです。

一般的な機材で採用されている3.5mmジャック(イヤホンやヘッドセット等)と違い、DTMや歌ってみたで使用されるマイクやヘッドホンの端子は、フォンプラグXLRコネクターが採用されています。

接続端子を変えるコネクタやケーブル等が販売されていますが、それだけではマイクをPCに挿しても信号レベルやインピーダンスの関係で適切に録音する事ができません。(ヘッドホンの場合、高インピーダンスだと本来の真価を発揮する事ができません。)

オーディオインターフェイスには楽器やマイクから出力された音を受け止める事が出来るマイクプリや、ヘッドフォンアンプが搭載されている為、様々な機器を扱う事が出来ます。

オーディオインターフェイスの選び方

1.IN/OUTの数とアナログ/デジタル端子の種類

歌ってみたやギターを録るだけであれば、入力は1chだけで構いませんが、ゲームを配信する方やバイノーラルマイクを使用した収録をする方は、必ず2ch以上のオーディオインターフェイスを選ぶようにしましょう。

ゲームの音やバイノーラルマイクは、LとRを同時に受け止める必要がある為、基本的には2ch分の入力が必要です。
当ページで紹介しているのは2ch以上のオーディオインターフェイスです。

アナログ端子の種類は、フォンジャック(6.3mmTSフォン、6.3mmTRSフォン、3.5mmTRSフォン等)XLRジャックコンボジャック(フォンとXLRの複合)、RCAがあります。

デジタル端子の種類は、オプティカルコアキシャルAES/EBUがあります。

エレキギターコンデンサマイクを使用する時には注意が必要です。

エレキギターやエレキベースはそのまま挿しても、機器の仕様上まともな音で録音する事が出来ません。

詳細については割愛しますが、ロー出しハイ受けという法則があり、オーディオインターフェイスの入力端子をHi-z(inst)というモードに切り替えて、入力端子のインピーダンスを高くして受け止める事で、適切に録音が可能です。

コンデンサマイクを使用する為にはファンタム電源と呼ばれる48Vの電源を供給する必要があります。

また、マイクプリを別途接続して使用する際は、オーディオインターフェイスではなく、マイクプリ側から48Vを使用するようにしましょう。

コンシューマーゲーム(SwitchやPS4等)の音をオーディオインターフェイスへ流し込む場合は、HDMIケーブル等から変換した後に、デジタル端子を用いてS/PDIFADATというデジタル規格を使用できる可能性がある為、購入の際はそちらもチェックしましょう。

オーディオインターフェイスを使用すれば、ゲームの音とPCのボイスチャットの音を聴きつつ、ゲームができて便利ですよ!

内部ミキサーが優秀な製品も存在しており、特にRME製品に付属するTotalMixは、配信上ではゲームの音量小さめでボイス大きめ自分の耳に帰ってくる音ゲームの音量大きめでボイス小さめなどなど、小回りが効く使い方が出来るのでおすすめです!

2.付属DAW

オーディオインターフェイスには、音の編集や作曲等が出来るDAW(Digital Audio Workstation)の廉価版(実売1万円前後)が付属しています。

有名なDAWを挙げると、CubaseLogicStudioOneProtools等ですが、
作曲やミックスをしたいと思っている方は、今後DAWのアップグレードをする事を踏まえて、使用したいと思っているDAWの廉価版が付属したオーディオインターフェイスを選ぶと良いかと思います。

DAWの操作に慣れたり、廉価版のシリアルコードを持っているとアップグレード時にお得に購入できる等、基本的に良い事しかありません。

3.対応OSとパソコンへの接続方法


オーディオインターフェイスによっては、windowsへ対応していても、Windows10からしか使えなかったり、Macでしか使えない等、OSによって使用できないモデルもある為、注意が必要です。

エントリーモデルに置いては少ないですが、プロユースになるとMacでしか使用できないモデルも多い為、こちらの点でも注意が必要です。

また接続方法で、USB以外の接続しかできないモデルもある為、購入時はその点注意して使えるか確認しましょう。

特にWindowsユーザーがThunderbolt 3で接続する製品の購入を検討する場合、事前に商品についての詳細をチェックしましょう

4.音質、スペック

スペックを見ているとサンプリングレートビットレートという言葉が出てきます。

サンプリングレート

時間に対してどれだけ細かく録音、再生するかを意味します。サンプリングレートが48kHzの場合1秒間に48000回(1k=1000)変換されている事をさします。
表記例(Focusrite/Clarett4Pre):44.1kHz,48kHz,88.2kHz,96kHz,176.4kHz,192kHz

ビットレート

音量の解像度の事です。
表記例:24bit等

エントリーモデルであれば、最低24bit/48kHzへ対応していると良いと思います。

多くの記事が音質、スペックについて上記2点しか触れていませんが、昨今のモデルを見て敢えてカタログスペックだけで判断するのであれば、見るべき点はダイナミックレンジS/N比(EIN、THD、THD+Noise)、周波数特性ではないでしょうか。

ダイナミックレンジ

最も大きな音と最も小さな音の比率を意味します。
〇〇dBの数字が大きければ大きい程性能は優秀ですが、「A-weighted」と「un-weighted」では計測方式が違います。 
基本的にA-weightedの方が数字が大きく表示されます。
表記例(Focusrite/Clarett4Pre):Dynamic Range 118dB A-weighted

S/N比(SNR)

ノイズの多さ少なさを意味します。
マイクプリ等で表記される例
表記例(Focusrite/Clarett4Pre):Noise EIN(等価入力ノイズ) -128dBu A特性

ADC/DAC等で表記される例
表記例(Focusrite/Clarett4Pre):THD+Noise 0.001%

周波数特性

周波数(音)の振れ幅を意味します。
表記例(Focusrite/Clarett4Pre):20Hz-35 kHz ±0.5dB

どの層にもスペック厨はいるもので、僕もその中の一人ですが、オーディオインターフェイスのカタログスペック=音質と言い切るべきではないと考えています。

搭載されているマイクプリADC(Analog to Digital Converter)/DAC(Digital to Analog Converter)というチップ、ADC/DACの精度を決定づけるクロックジェネレーターアナログ回路(マイクプリやクロック含む)の設計(超重要)などの要素を組み合わせたオーディオインターフェイスが完成した後、ダイナミックレンジやS/N比、周波数特性を計測している為、スペック上で示している数値が事実でありますが、音質の意味をどう定義するかで変わってくる為です。

また、計測した事実上の数値ではなく、理論値としての数値を掲載しているメーカーもある為です。

例えばダイナミックレンジが129dBで、数値上では優秀でも、「ローエンドが・・・」とか、「ハイのニュアンスが・・・」といった、周波数特性や、空間の表現等、個人的な好みが出てきてしまう為、あまり重きを置くべきではないのかなと思っています。

ハイエンドモデルの購入を検討する場合は、あくまでも指標程度にとどめ、実際に試聴するのが一番良いでしょう。
※著者の個人的な意見です。

各パーツの詳細については説明すると大変長くなってしまうので割愛します。

オーディオインターフェイスのおすすめ

エントリーモデルから、20万円以上のハイエンドモデルまで、定番機種やおすすめモデルを、価格別に5つへ分けてご紹介したいと思います。

・エントリーモデル(2万円以下のモデル)
・5万円以下のモデル
・5万円以上~10万円以下のモデル
・10万円以上~20万円以下のモデル
・20万円以上のモデル

エントリーモデルをまとめた記事は大変多いですが、ミドルクラスモデルを超えると中々情報が少ないのが現状です。
筆者の独断と偏見でまとめている為、ご容赦ください!

エントリーモデル(2万円以下のモデル)

Steinberg UR22C

UR22C
メーカー:Steinberg
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:Cubase AI

PCとの接続方法 USB 3.0(USB Type-C)、USB 2.0 Type-A 音質 32bit整数 192kHz
アナログ入力 2In (2ch combo) アナログ出力 2Out (2ch TRS、TRSステレオヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 MIDI I/O マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 1ch
寸法 幅159mm×奥行159mm×高さ47mm 重量 1.0 kg
ダイナミックレンジ In:102dB A-Weighted
Out:106dB A-Weighted

YAMAHA子会社であるSteinberg社のメガヒットモデルUR22の最新版

初めてオーディオインターフェイスを購入する人が選んでるランキング多分1位であろうURシリーズ
(多分2位はRolandのQuadCaptureあたり[現在はRubixシリーズという名前に変更されています。])

以前のUR22mkIIから、UR22CはUSB3.0(Type-C)対応32bit整数録音再生、DSP(Digital Signal Processor/PCのCPUみたいなパーツ)搭載によるdspMixFxが利用できる用になる等、新機能目白押し!

個人的にはこの価格でdspMixFxが使えるようになったのでオススメ度が高くなりました。

歌やギターを録音する際、dspMixFx側でEQやコンプをかけて録音すれば、カッコいい音を聴きながら録音に望めます!
エフェクトのいわゆるかけ録りも可能ですが、エフェクトをモニターのみに反映し、素の音だけを録る事も可能です。

また、配信者にもオススメです!EQでローカットをしてノイズを低減し、コンプレッサーで声量のバランスを取ることが出来る為、取り敢えず音声だけ配信したいのであれば迷わず購入して良いと思います。

Focusrite Scarlett 2i2 (gen.3)

Scarlett 2i2 (gen. 3)
メーカー:Focusrite
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:Avid Pro Tools First、Ableton Live Lite

PCとの接続方法 USB C(USB C-A変換ケーブル付属) 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 2In (2ch combo) アナログ出力 2Out (2ch TRS、TRSステレオヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 - マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅175mm × 奥行99mm × 高さ47.5mm 重量 0.47kg
ダイナミックレンジ In:MIC 111dB A-Weighted
In:LINE 110.5dB A-Weighted
In:INST 110dB A-Weighted
Out:108.5dB A-Weighted

みんな大好きFocusriteが出してるエントリーモデルのオーディオインターフェイス

同価格帯と比較した際の高品質なマイクプリとADC/DACには目を見張るものがあり、これから歌ってみたを始めたい人にこちらのメーカーをオススメしたいです。

また、作曲やミックスを始めたい人にはぜひオススメしたい、計約60,000円相当以上のオマケがあります。

-Scarlett付属プラグイン-

  • XLN Audio Addictive Keys(ピアノ音源)
  • Softube Time and Tone Bundle(Softube社のプラグインバンドル)
  • Focusrite Red Plug-in Suite(Focusrite社の実機、Redシリーズをモデリングしたプラグイン)
  • Focusrite Plug-in Collective(期間限定でダウンロード可能なプラグインが変わるが、新規追加される度にダウンロードする事ができる)
  • Three Month Splice Sounds Subscription(Spliceというサブスクリプションサービスの3ヶ月契約券 様々な音ネタをダウンロードする事が出来る為、何かとありがたい)

ProtoolsとLive 廉価版DAWが2点ついてくる他に、上記の5点がついてくる為、おトク感はすごいですね!

YAMAHA AG03

AG03
メーカー:YAMAHA
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:Cubase AI

PCとの接続方法 USB 2.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 3In (1ch combo、2ch TS、3.5mm Aux IN、3.5mm Mic IN) アナログ出力 2Out (2ch TRS 2ch RCA、TRSステレオヘッドフォン、3.5mmステレオヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 FOOT SW マイクプリ 1ch
48Vファンタム電源 1ch Hi-Z入力 1ch
寸法 幅129×奥行202mm×高さ63mm 重量 0.8kg
ダイナミックレンジ In:非公開
Out:非公開

かゆい所に手が届きまくるオーディオインターフェイス機能がついた、最強の配信者向けミキサーです。

配信に必要なchのin/outやコンデンサマイク用48V電源、Hi-zを備えつつ、直感的に操作が可能な完璧なハードウェアデザイン。

EFFECTボタンでいきなりデカいリバーブをかける事が出来るので、いたずらみたいな事もできます。

DTMユーザーの他に、ゲーミングユーザーにも嬉しいヘッドセット用in/outも大変魅力的です。

5万円以下のモデル

MOTU M4

M4
メーカー:MOTU
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:MOTU Performer Lite、Ableton Live Lite

PCとの接続方法 USB Type-C 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 4In (2ch combo 2chTRS) アナログ出力 4Out (4ch TRS、4ch RCA(TRS出力のミラーリング)、TRSステレオヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 MIDI I/O マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅209.5mm × 奥行108mm × 高さ45mm 重量 0.75kg
ダイナミックレンジ In:115dB A-weighted
Out:120dB A-weighted
Out:Phones 115dB A-weighted

今めちゃめちゃ流行っていると言っても過言ではないMOTUの最新オーディオインターフェイス

DACにはESS Sabre32が搭載されており、同価格帯において最強の出力性能を誇ります。

ESS Sabre32搭載機には、Apogee/Duet for iPad and MacQuartetEnsembleSymphony I/O MKIIがあります。

録りで便利なレベル管理用の液晶パネルがついている為、初心者でも音割れの心配が格段に減りますね!

また、直感的に録り音(INPUT)とPC内部の音(PLAYBACK)を変更できる、INPUT MONITOR MIXや、配信に便利なループバック機能がついています。

前述した高品質のDACが搭載されている為、作曲やミックスをする出力を重視する方であればファーストチョイスとしても大変おすすめです!

Focusrite Clarett 2Pre USB

Clarett 2Pre USB
メーカー:Focusrite
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:Ableton Live Lite

PCとの接続方法 USB Type-C、USB2.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 2In (2ch combo) アナログ出力 4Out (4ch TRS、TRSヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 8chADAT IN、MIDI I/O マイクプリ アナログ2ch デジタル8ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅210mm × 奥行161mm × 高さ55mm 重量 1.36kg
ダイナミックレンジ In:MIC >119dB A-weighted
In:LINE >119dB A-weighted
In:INST >118dB A-weighted
Out:119dB A-weighted
Out:Phones >115dB A-weighted

実売価格4万円にして搭載されているADC/DACがRME/Baby face pro等の上位価格帯と一緒である、Focusrite価格破壊オーディオインターフェイス

ADC/DAC
ADC:AK5388(RME/Baby Face ProUniversal Audio/Apollo 8P(現行機のApollo X8PはAK5578))
DAC:AK4413(RME/Baby Face Pro)

マイクプリが2種搭載されており、Airスイッチを押すことで、Focusrite/ISA 110をモデリングしたいわゆるISA風味の録り音へ切り替える事が可能です。

アナログ回路の信頼性も高く、積んでいるチップ性能を損なう事が少ないです。

また付属ソフトウェアに、Focusrite Scarlett 2i2 (gen.3)で記載した計約60,000円相当以上のオマケと、
Brainworx bx_console Focusrite SC(定価:349$)という、Focusrite ISA 110イコライザーとISA 130ダイナミクスモジュールを元に、世界で10台のみ制作された、Focusrite Studio Consoleをモデリングしたプラグインが付属

Brainworksが出しているbx_consoleシリーズのクオリティは激高いので、オマケが強すぎて笑っちゃいますね・・・!

オマケの値段を計算したら10万円近い値段になりますが、オマケ抜きでもおすすめしたいインターフェイスです!

in/outが足りない場合や、ループバック機能が欲しい場合は後述する4Preへ!

IK Multimedia AXE I/O

AXE I/O
メーカー:IK MULTIMEDIA
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:Abeleton Live Lite

PCとの接続方法 USB2.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 2In (2ch TS、2ch combo) アナログ出力 5Out (2ch TRS、2ch TS、Hi-Z AMP OUT、TRSステレオヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 コントローラー入力×2、MIDI I/O マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅238mm × 奥行211mm × 高さ53mm 重量 1.3kg
ダイナミックレンジ In:MIC 116dB A-weighted
In:Line 116dB A-weighted
In:INST 117dB A-weighted
Out:1/2ch 116dB A-weighted
Out:3/4ch 115dB A-weighted

出してくる機材のコンセプトがイチイチオタクすぎるIK MULTIMEDIAのギタリスト、ベーシスト向けオーディオインターフェイス

ギターやベースに合わせた最適な設定がインターフェイス側で設定できる。
・プリ側で倍音を付加するか選べるJFETモード/PUREモード
・ギターやベースに搭載されているパッシブ/アクティブピックアップに合わせた切り替え PASSIVEモード/ACTIVEモード
・入力インピーダンスを絞り、最適な音色に変化させるZ-TONE
・トーンの変化やリアルタイムの演奏に便利なコントローラー入力が2つ
リアンプ機能

マルチエフェクターにオーディオインターフェイス機能がついているのではなく、オーディオインターフェイスをマルチエフェクターのように使える製品。

将来的にオーディオインターフェイスを乗り換えることがあれど、何らかの形で使用する機会がある優秀なオーディオインターフェイス

付属のソフトには、
AmpliTube 4 Deluxe(€299)
T-racksシリーズ10種(計€884相当)

-以下T-Rackシリーズ10種詳細-

宅録をガンガンやりたい人におすすめしたいインターフェイスです!

5万円以上~10万円以下のモデル

Universal Audio Apollo Solo

Apollo Solo
メーカー:Universal Audio
カテゴリ:オーディオインターフェイス

Apollo Solo USB
メーカー:Universal Audio
カテゴリ:オーディオインターフェイス

PCとの接続方法 Thunderbolt3 or USB3.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 2In (2ch Combo、1ch TS) アナログ出力 2Out (2ch TRS、TRSヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 - マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 1ch
寸法 幅179.9mm × 奥行121.1mm × 高さ46.7mm 重量 0.63kg
ダイナミックレンジ In:118dB A–weighting
Out:115dB A–weighting
Out:Phone 115dB A–weighting(600 Ohm load) / 114dB A–weighting(32 Ohm load)

世界的シェアを誇る高品質プラグイン「UADシリーズを扱えるUniversal Audioのインターフェイス

従来機のUniversal Audio Arrowに比べ本機は接続方法のバリエーションとしてUSB3.0が登場し、Windows10でも導入が容易になりました。スペックは従来機のArrowと全く同じ。

Thunderbolt 3仕様は従来機と同じくバスパワーで稼働可能 (USB仕様は付属のACアダプターで稼働)

後述するApollo Twin Xより、in/outやDSPの処理能力を抑えた廉価版モデルという位置づけでありながらも、UADシリーズを扱える恩恵は凄まじい。

UADシリーズは各メーカーと共同開発されている為、オリジナルの質感と非常に似た高いクオリティのプラグインが揃っている。 ※UADとは

他のオーディオインターフェイス同様、エフェクトを掛けながら収録する事が出来るが、本機に搭載されているUnisonテクノロジーは、各UADプラグインのオリジナルと似た回路設計をアナログ側で再現させる為、DTMに置けるかけ録りで非常に意味を持っている。 

Apollo Solo付属のUADプラグインは、Realtime Analog Classics Bundle

-Realtime Analog Classics Bundle内容-

  • UA 610-B Tube Preamp and EQ
  • Marshall® Plexi Classic Amplifier
  • Teletronix® LA-2A Classic Leveling Amplifier (Legacy)
  • 1176SE/LN® Classic Limiting Amplifiers (Legacy)
  • Pultec® Pro Equalizers (Legacy)
  • Precision Mix Rack コレクション
  • Raw Distortion
  • Ampeg® SVT-VR Classic Bass Amp
  • RealVerb Pro

オーディオインターフェイスの中でも小さくて軽く、従来機と比べWindows10でも導入が容易になった為おすすめです!

Focusrite Clarett 4Pre USB

Clarett 4Pre USB
メーカー:Focusrite
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:Ableton Live Lite

PCとの接続方法 USB Type-C、USB2.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 8In (4ch combo 4chTRS) アナログ出力 4Out (4ch TRS、TRSヘッドフォン×2)
デジタル/その他入出力 8ch ADAT IN、MIDI I/O、S/P DIF I/O マイクプリ アナログ4ch デジタル8ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅222mm × 奥行192mm × 高さ63.5mm 重量 2.35kg
ダイナミックレンジ In:MIC 118dB A-weighted
In:LINE 118dB A-weighted
In:INST 117dB A-weighted
Out:118dB A-weighted
Out:Phone >115dB A-weighted

上述したFocusriteのオーディオインターフェイス アナログ8in4out版

2Preとの違いは、
・アナログ入力2つ(2pre)→8つ(4pre)
・ヘッドフォン端子1つ(2pre)→2つ(4pre)
・S/PDIF入力の追加

入力とヘッドフォンアウトが増えた為、機器を同時に使用したり、繋ぎっぱなしで使用したり等、大変便利です!

Audient iD44

iD44
メーカー:Audient
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:なし

PCとの接続方法 USB Type-C、USB Type-A 音質 24bit 96kHz
アナログ入力 4In (4ch Combo(2ch Send/Return)、2ch TS) アナログ出力 8Out (4ch TRS、TRSヘッドフォン×2)
デジタル/その他入出力 OPTICAL I/O×2(ADAT 8ch~16ch、S/PDIF)、WORD CLOCK OUT マイクプリ 4ch
48Vファンタム電源 4ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅276mm × 奥行174mm × 高さ69mm 重量 1.75kg
ダイナミックレンジ In:121dB un-weighted
Out:124dB un-weighted / 127dB A-weighted
Out:Phone 124dB un-weighted / 111dB A-weighted

機能性、使いやすさ、拡張性が大変優秀なAudientのインターフェイス

AudientのiDシリーズはナンバリングでin/outの数が変わるだけではなく、搭載されているADC/DACも違います。

数字が高い程ダイナミックレンジも高い傾向にあります。

小規模スタジオでの使用に適した機能が満載

  • DAWやプラグインの各パラメータをコントロールする事が可能なロータリーエンコーダー(一番大きいノブ)
  • ラインレベルへの入力が可能なD.I INが2ch
  • SEND/RETURNが使用可能なコンボin2ch
  • ミックス時に便利なDIM(音量を下げる)スイッチCUT(ミュート)スイッチ
  • 2つのオプティカルin/out(ADAT、S/PDIF)
  • ヘッドフォンアウトへの独立したDACの搭載
  • ワードクロックアウト搭載

今後マイクプリやEQ、コンプ等のハードウェア機材を使用する予定があっても、拡張性に置いて不足が無く、積極的にハードウェアを導入したい方にはぜひiD44をオススメしたいです!

10万円以上~20万円以下のモデル

RME Babyface Pro FS

Babyface Pro FS
メーカー:RME
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:なし

PCとの接続方法 USB2.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 4In (2ch XLR、2ch TS) アナログ出力 4Out (2ch XLR、TRSステレオヘッドフォン×2(6.3mm 3.5mm))
デジタル/その他入出力 OPTICAL I/O(8ch ADAT、S/PDIF)、MIDI I/O マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅108mm × 奥行181mm × 高さ35mm 重量 0.68kg
ダイナミックレンジ or SNR In:1/2ch XLR SNR 113.7 dB un-weighted / 117 dB A-weighted
In:3/4ch LINE SNR 116dB un-weighted / 120dB A-weighted
Out:115dB un-weighted / 118dB A-weighted
Out:Phone6.3mm SNR 114.8dB un-weighted / 118dB A-weighted
Out:Phone3.5mm SNR 114dB un-weighted / 117dB A-weighted

堅実で安定性が非常に高く、人気が高いRMEのオーディオインターフェイス

本機のBabyfaceという名前から、RME Firefaceシリーズの廉価版モデルなのかと思う方いらっしゃると思いますが、侮ってはいけません。

本機はこれまで、
RME Babyface(2011)
RME Babyface Pro(2015)
RME Babyface Pro FS(2020年1月末発売予定)
という形で今まで2度の進化を重ねてきました。

今回の「RME Babyface Pro FS」は2015年に発売された「Babyface Pro」に同社の最新技術「SteadyClock FS」を搭載したバージョン。

SteadyClock FS」の初出は「ADI-2 Pro」に搭載された「ADI-2 Pro FS」。

ADI-2 Pro FSでは、ADI-2 Proで特徴的だったニュアンスが改善されたので、本機にも音質向上の面で期待が高まっています。

-Babyface Pro FSで搭載される新機能-

  • クロックが一新 精度が1000兆分の1秒(フェムト秒)単位に向上された次世代バージョンの「SteadyClock FS」を搭載
  • 出力性能が向上 ADI-2 Pro FSと同じ出力オペアンプを使用、出力THDが最大10dB改善
  • 3.5 mmTRS の出力インピーダンスが2Ωから0.1Ωに減少
  • AD/DAコンバーターのSN比が向上
  • 盗難防止用のKスロットを搭載

発売当初から売り切れ続出である為、予約をおすすめします!

RME Fireface UCX

Fireface UCX
メーカー:RME
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:なし

PCとの接続方法 USB 2.0、FireWire 400 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 8In (2ch Combo、2ch TRS/TS、4ch TRS) アナログ出力 8Out (6ch TRS、TRSヘッドフォンアウト)
デジタル/その他入出力 OPTICAL I/O(ADAT 8ch、AES/EBU-SPDIF)、WORDCLOCK I/O、MIDI I/O マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅218mm × 奥行155mm × 高さ44mm 重量 1.5kg
ダイナミックレンジ In:1/2ch XLR SNR 112dB un-weighted / 115dB A-weighted
In:3~8ch LINE SNR 111dB un-weighted / 113dB A-weighted
Out:111dB un-weighted / 113dB A-weighted
Out:Phone SNR 111dB un-weighted / 113dB A-weighted

シンプルな機能と安定性のあるドライバで人気が高いRMEのインターフェイス

発売日が2012年3月23日であるにも関わらず、未だにドライバがアップデートされ続ける狂気のメーカー

15万近くで人気のあるインターフェイスと言えば間違いなく名前が上がる2つのインターフェイスの片割れ

他社のインターフェイスを聞いた後に試聴すると、特徴的な音のカッチリさに驚いてしまうかもしれない。
分離感を求め業務用として使用するなら間違いのない選択で、オススメです。

近年はDSPでプラグインを使用できるオーディオインターフェイスが人気だが、機能性や拡張性、音質の面で未だ根強い人気があります。

価格の上下が目立つ為、購入を検討しているのであれば、安い時を見定めたいところ。
RME製品は大変長寿で有る事が知られており、中古市場でも比較的簡単に購入する事が出来ます。

ループバックの使用や内部の入出力を自由自在に変更できる、内部ミキサーの「TotalMix」が便利

Universal Audio Apollo Twin X

Apollo Twin X
メーカー:Universal Audio
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:なし

PCとの接続方法 【PCとの接続方法】 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 2In (2ch combo、1ch TS) アナログ出力 6Out (4ch TRS、TRSステレオヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 OPTICAL IN(ADAT 2~8ch、S/PDIF)】 マイクプリ 2ch
48Vファンタム電源 2ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅160.3mm × 奥行157.5mm × 高さ66mm 重量 1.07kg
ダイナミックレンジ In:MIC 123dB (A–weighted)
In:LINE 122dB (A–weighted)
In:INST 121dB (A–weighted)
Out:LINE Outputs 126dB (A–weighted)
Out:Monitor Outputs 127dB (A–weighted)
Out:Phone 124dB (A–weighted)

みんな大好きUniversal Audioのインターフェイス。

Apollo Twin USB→Apollo Twin MK II→本機とバージョンアップを重ねてきました。

15万近くで人気のあるインターフェイスのもう片方

Unisonテクノロジーでのかけ録りは勿論、メーカーと共同開発されているUADプラグインを積極的に使用したいなら、Apollo Twin Xをオススメしたいです。

追加で購入できるプラグインは100種類以上あります。

姉妹機や以前のモデルとの音質比較は以下
Apollo X6Apollo X4Apollo Twin X Series>>Apollo Twin MKII Series>超えられない壁>Apollo Arrow

I/OやDSPの数が如実に値段として反映されるので、予算感にあわせて選びたい。

楽曲のミックスで使用するのであればDSP×4(Apollo Twin QuadやApollo X4)は欲しいですね。

追加でDSPを増設できるUAD-2 Satelliteシリーズがあります。

Antelope Audio Discrete 4 Synergy Core

Discrete 4 Synergy Core
メーカー:Antelope Audio
カテゴリ:オーディオインターフェイス

付属DAW:なし

PCとの接続方法 Thunderbolt、USB 2.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 4In (4ch combo) アナログ出力 6Out (6ch TRS、TRSヘッドフォン×4)
デジタル/その他入出力 OPTICAL I/O(ADAT 8ch S/PDIF)、WordClock Out×2 マイクプリ 4ch
48Vファンタム電源 4ch Hi-Z入力 2ch
寸法 幅261mm × 奥行208mm × 高さ44mm 重量 1.7kg
ダイナミックレンジ In:121 dB
Out:LINE 118dB
Out:Monitor 121 dB

価格を考えると間違いないと名高いオーディオクロックメーカーAntelopeのインターフェイス。

オーディオクロックメーカーである為クロックの性能は高く、搭載されているディスクリートプリアンプの評判が良い

入出力共に質のいい価格破壊インターフェイス

以前はDiscrete (n) with Basic FX PackとDiscrete (n) with Premium FX Packという2つのパッケージで発売されていましたが、Discrete (n) Synergy Coreに統一されました。

FPGAを搭載し、Universal Audio/Unisonテクノロジーの様に、録音の段階から作り込む事を前提とした超低レイテンシーのFPGA FXが使用出来ます。

UADシリーズは都度購入が必要なプラグインが多いが、FPGA FXは標準で36種のエフェクトが使用できます。

※FPGAの挙動について知りたいオタクはAntelope Audio 公式サイト -FPGA FX のハードウェアインサートとは?-をチェック

リコールに慣れた人類の為に、AFX2DAWというブリッジのプラグインを使用してDAW上でFPGA FXを使用する事も出来ます。(AFX2DAWはMacのみ Windows非対応)

※AFX2DAWはDiscrete(n) Premium FX Packに搭載されていたが、現行販売されていません。 必要であれば別途購入する事が可能です。

内部コンポーネントが同一の為、Discrete 4とDiscrete 8に音質的な違いはありません。

I/Oが足りない場合はDiscrete 8の購入を検討してみましょう。

20万円以上

RME ADI-2 Pro FS

ADI-2 Pro FS
メーカー:RME
カテゴリ:AD/DAコンバーター(オーディオインターフェイス)

付属DAW:なし

PCとの接続方法 USB2.0 音質 24bit(Windows再生時32bit整数) 768kHz
アナログ入力 2In (2ch combo) アナログ出力 4Out (2ch XLR、2ch TS、TRSステレオヘッドフォン×2 (PH3/4以外の出力すべて1/2ch))
デジタル/その他入出力 OPTICAL I/O(ADAT、S/PDIF)、AES/EBU マイクプリ -
48Vファンタム電源 - Hi-Z入力 -
寸法 幅215mm × 奥行130mm × 高さ44mm 重量 1.0kg
ダイナミックレンジ or SNR In:XLR SNR @+13/19/24 dBu:120.xdB un-weighted / 124.xdB A-weighted
In:XLR SNR @+4 dBu:119dB un-weighted / 123dB A-weighted
Out:XLR SNR @ +13/19/24 dBu:117dB un-weighted / 120dB A-weighted
Out:XLR SNR @ +4 dBu:115dB un-weighted / 118dB A-weighted
Out:TS SNR @ +13/19 dBu:117dB un-weighted / 120dB A-weighted
Out:TS SNR @ +4 dBu:113dB un-weighted / 117dB A-weighted
Out:Phone SNR @ +22 dBu: 117dB un-weighted / 120dB A-weighted
Out:Phone SNR @ +7 dBu:114dB un-weighted / 118dB A-weighted
Out:BalancedPhone SNR @ +28 dBu:120 dB RMS un-weighted、123 dB A-weighted
Out:BalancedPhone SNR @ +13 dBu:118.4 dB RMS un-weighted、122 dB A-weighted

FPGA搭載によりアップデートで回路の書き換えが可能なRMEのAD/DAコンバーター
現行2ch機で最強と名高い。

RME ADI-2 Pro FS」は2016年に発売された「ADI-2 Pro」に同社の最新技術「SteadyClock FS」を搭載したバージョン。

プリアンプの搭載されていないラインレベル統一機で、驚異的なAD/DAコンバーターと「Extreme Powerヘッドフォン出力が優秀。
マイクレベルを拾いたい場合は別途マイクプリを用意しましょう。

IPSディスプレイによるスペクトルアナライザーを常時使用出来るのが便利です。

ヘッドホン出力にヘッドホンを接続した際に、ミュート解除後にボリュームが徐々に上がっていく感動的な爆音対策機能が搭載されています。

2つのヘッドフォンアウトを利用したバランス駆動に対応しています。
同社のTotalMixは非対応だがハード側で各出力の再生ソースを選べる為、Phone3/4を出力用として別途使用できます。

搭載されている2.17ギガフロップのDSPチップとFPGAチップによる追加演算により、以下の処理を行っています。

-ADI-2 Pro FSのDSP処理- (クリックで開閉)
  • Bass/Trebleおよびラウドネス ×6ch
  • 5バンド・パラメトリックEQ ×6ch
  • 位相反転機能 ×6ch
  • クロスフィード ×6ch
  • 30バンド 双2次(bi-quad) バンドパスフィルタースペクトルアナライザー
  • ピークレベルメーター ×全Ch
  • ディスプレイレンダリング
  • ボリュームコントロール ×4ch
  • コントローラーとしての機能 (ボリューム上昇、ミュート、シグナルルーティング設定等)
  • バランスヘッドフォン接続のコントロール
  • DSD→PCM変換(レベルメーター用)
-ADI-2 Pro FSのFPGA処理- (クリックで開閉)
  • ミキシング
  • ルーティング
  • レベルメーター
  • フィルター
  • クロスフィード

コンシューマー向けにデザインされた設計ながらも22万円程度(本稿執筆時)で購入出来る為、様々な層からの人気があります。
著者的には少し予算オーバーで購入しても後悔しないくらいにはオススメ。

Lynx Studio Technology Hilo


出典元:amazon
Technology Hilo/BK USB2.0
メーカー:Lynx Studio
カテゴリ:AD/DAコンバーター(オーディオインターフェイス)

付属DAW:なし

PCとの接続方法 USB 2.0 音質 24bit 192kHz
アナログ入力 2In (2ch XLR) アナログ出力 6Out (2ch TRS、2ch XLR、TRSステレオヘッドフォン)
デジタル/その他入出力 OPTICAL I/O(ADAT 8ch S/PDIF)、S/P DIF Coaxcial、WORD CLOCK I/O マイクプリ -
48Vファンタム電源 - Hi-Z入力 -
寸法 幅216mm × 奥行254mm × 高さ83mm 重量 3.1kg
ダイナミックレンジ In:121dB A-weighted
Out:Monitor 121dB A-weighted
Out:LINE 121dB A-weighted
Out:Phone 121dB A-weighted

往年の名機であるLynx StudioのAD/DAコンバーター。

2011年に発売されている本機だが、上質でまとまりのある音で現在も人気が高い。
USB版とTB版が存在しており、TBが5万円ほど高い。

本機もプリアンプが搭載されていない為、マイクレベルを録る場合は別途マイクプリが必要。

前面のフロントパネルはタッチ操作が可能な4.3インチ液晶パネル。
タッチ操作以外にもPCmacipadで操作が可能なアプリケーション「Hilo Remote」がある。

Prism Sound LyraシリーズとADC/DACは一緒だが、音の特性は全く違う
ADC:CS5381(Prism Sound/LyraSeries、Prism Sound/ADA-8XR)
DAC:CS4398(Prism Sound/LyraSeries)

RMEのカッチリした音と比べ、音質が対極の位置に存在するオーディオインターフェイス。

Antelope Audio AMARI

Amari
メーカー:Antelope Audio
カテゴリ:AD/DAコンバーター(オーディオインターフェイス)

PCとの接続方法 USB 2.0/3.0 (3.1 on Type-B) 音質 24bit 384kHz
アナログ入力 2ch Combo、2ch RCA アナログ出力 2ch XLR、2ch TRS、TRSステレオヘッドフォン×2
デジタル/その他入出力 TOSLINK I/O、S/PDIF I/O、AES/EBU I/O、WordClock IN、Atomic 10M マイクプリ -
48Vファンタム電源 - Hi-Z入力 -
寸法 幅310mm × 奥行253mm × 高さ91mm 重量 3.0kg
ダイナミックレンジ In:128dB
Out:138dB

あまりのスペックになろう系主人公などと言われてるAntelopeのAD/DAコンバーター

当ページで紹介しているオーディオインターフェイスAD/DAコンバーターの中で頭一つ音も値段も最高ランク

1.8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
2.デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
3.独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
4.ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
5.Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC) jitter management technology 採用
6.最大 384kHz/24-bit または DSD 256 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮

驚異的なダイナミックレンジを持つDAC

DAC:CS43198を8つ搭載する事により実現した138dBのダイナミックレンジは驚異的な数値。
以下は20年程のダイナミックレンジが更新されてきた歴史。

2002年_118dB:Avid 192 I/O
2008年_129dB:Apogee Symphony I/O
2018年_131dB:Apogee Symphony I/O SE
2018年_133dB:Universal Audio Apollo X16
2019年_138dB:Antelope AMARI

2008年にApogee Symphony I/Oが129dBを打ち出したが、2008年~2018年に10年程の技術的な停滞があり、記録を打ち破ったのは2018年の同社Apogee Symphony I/O SEで131dB
その後すぐにUniversal Audio Apollo X16がリリースされ133dBを記録したが、Antelope AMARIはなんと138dBを記録した。
本稿執筆時のAMARIはオーディオインターフェイス(AD/DAコンバーター)のダイナミックレンジにおいて現行最強機となる。

特徴的なヘッドフォン周りの機能デザイン

独立したデュアルDACを搭載したヘッドフォン出力で、XLRバランス出力が可能
AMARIのヘッドフォンアンプには17段階の可変出力インピーダンス機能(-4.6Ω~85.3Ω)があり、ヘッドフォンのインピーダンスマッチングに理想的な値を設定できる。
もはや発明の粋に到達しているネガティブインピーダンス機能(0Ω以下)により、理論値上の最高性能や音色変化を愉しむ事が出来る。

最後に

いかがでしたでしょうか。

個人制作向けの記事とすべく、入出力の多いモデルについては取り扱いませんでした。

オーディオインターフェイスは音楽制作に置いて非常に重要なアイテムですが、マイクやヘッドホン、スピーカー等、音の入出力に直接関わる機材に比べて、重要性が伝わりづらい機材でもあります。

入出力の音質にこだわりたい方は、併せてオーディオインターフェイスについても真剣に選んでみましょう!

以上、「【2020年1月版】おすすめオーディオインターフェイスまとめ16選 5つの価格別で初心者モデルからプロモデルまで紹介!」でした。

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